皆さんこんにちは、ナギです。シーズン1お疲れさまでした。今回は、SVシングルs1で最終286位をとった構築を紹介したいと思います。
結果
TN ナギ 最終286位
構築経緯
- 環境に増えたステロ撒きに強く出れるかつ、環境に多いドラゴン勢に対して有利な初手要員である帯ドンファンからスタート→
- ドンファンが苦手とするウルガモスやヘイラッシャ等に初手有利を取れ、ステロを撒きつつ、受けたりアンコールで流すために出てくる高耐久ポケモンと1-1交換を行えるコノヨザルを採用→
- ステロ解除と相性がよく詰め筋となれる珠セグレイブ、サーフゴーやサザンドラにある程度行動補償がもてるチョッキドドゲザン、物理や搦手を誤魔化す浮いてるポケモンとしてゴツメカイリュー、相手のコノヨザルや妖テラスを切った相手のポケモンが重いので、鋼テラス眼鏡ドラパルトを採用して完成→
コンセプト
・初手のドンファンorコノヨザルで1体倒す+αの仕事をする
・裏のポケモン2体で詰めて勝つ
個別解説
ドンファン
持ち物:達人の帯
特性:頑丈
テラスタイプ:草
性格:意地っ張り
実数値:165-189(252)-141(4)-x-80-102(252)
調整:A.S→縛れる範囲を増やすために特化
技:地震/アイススピナー/高速スピン/氷の礫
解説
頑丈による行動補償を盾に、高速スピンでSを上げ、相手のステロを取ったり、相手の初手ポケモンを倒すのが主な役割。
利点:達人の帯を持たせることで抜群技のリーチを伸ばし、本来倒せないポケモンに勝つことができる。アイススピナーでガブリアスとマスカーニャとマルスケ無しカイリューを確定一発で倒せる他、耐久無振りドラパとサザンをスピナー+礫で落とすことができる。環境に増えていた襷ゲンガーにも勝つことができる。また、HDキョジオーンに地震が83.5~98.5%入ったりと、抜群が取れる相手に大きく有利を取ることができる。
欠点:相手に初手テラスを切られるとほぼ何もできない。最終日は、これに気づかれて初手のドラパやガブリアスがドンファン相手に甘えず初手テラスを切ってきたため、かなり動かしにくかった。
コノヨザル
持ち物:オボンの実
特性:やる気
テラスタイプ:ノーマル
性格:陽気
実数値:217(252)-135-100-x-111(4)-156(252)
調整:H.S→命懸けを活かすために特化
技:憤怒の拳/岩石封じ/ステルスロック/命懸け
解説
相手の初手ウルガモスを倒したり、ステロを撒きながら相手の耐久ポケモンと1-1交換を行うのが主な役割。
利点:環境に遅い電気玉投げつけるコノヨザルが増えていたので、最速を考慮していないポケモンを命懸けで持っていくことができる。拘っていないことで命懸けを透かされた後にも引かずにステロを撒いたりすることができる。
欠点:環境に増えていたHBベースのサーフゴーに起点にされることが多かった。また、圧倒的に技スぺが足りないことと、憤怒の拳が想定よりも火力が出ないことが多かった。サーフゴーはどのみち無理だったので割り切ってインファイトを採用した方が勝てるポケモンが増えたと思う。
ドドゲザン
持ち物:突撃チョッキ
特性:総大将
テラスタイプ:格闘
性格:意地っ張り
実数値:187(92)-204(244)-141(4)-x-106(4)-91(164)
調整:S→S振ったアマガとラウドボーンを抜けるように
技:アイアンヘッド/ドゲザン/けたぐり/不意打ち
解説
相手の眼鏡サザンやサーフゴーが構築単位で重かったので辛うじて後投げできるように採用。
利点:最後の爪筋として勝てるポケモンが多かった。格闘テラスを切ってけたぐりのリーチを伸ばすことで、相手の悪テラスを切ったドドゲザンや、鋼テラスを切ったポケモンに対面勝てることが多かった。
欠点:辛うじて受けだすことは出来るが、ドドゲザンに対するメタ自体が横行していた点と相手の後投げ物理受けにテンポを取られることが多かったので、眼鏡ドラパと合わせて選出しないと扱いにくかった。
ドラパルト
持ち物:拘り眼鏡
特性:すり抜け
テラスタイプ:鋼
性格:控え目
実数値:163-x-96(4)-167(252)-95-194(252)
調整:C.S→特化
技:流星群/シャドーボール/火炎放射/テラバースト
解説
構築単位で重かった相手のコノヨザルや、物理受けに対して崩しに一角として採用。信頼して選出した試合ではかなり活躍してくれた。
利点:鋼テラスを切ることで、出オチしやすいドラパルトを対面で二回動かせたり、裏に取っておくことができる。また、環境に多かった妖テラスに対して強く出れる点が良かった。
欠点:低い耐久の拘りポケモンなため、相手のテラスタル読みを決めなければいけない試合が多々あり、プレイングへの依存度が高かった。
カイリュー
持ち物:ゴツゴツメット
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:フェアリー
性格:図太い
実数値:195(228)-x-159(236)-120-95-106(44)
調整:S→準速50族4抜き H.B→できるだけ高く
技:流星群/炎の渦/アンコール/羽休め
解説
上位でも流行っていた型。物理受け+ヘイラッシャなどへの誤魔化し要員。
利点:相手の受けポケモンを嵌めたり、環境に多かったドドゲザンやマリルリに後投げが安定する。相手のサザンドラなどへの引きが読みやすいため、交代際の流星群が刺さることが多かった。また、流星群のおかげで天然ポケモンへの遂行速度が速くなる点が良かった。
欠点:相手のサーフゴーに対して何もできない。流星外しや渦外しが負けに直結することが多かった。ドラゴン相手にテラスタルを切らなければいけなくなり、裏のドドゲザンなどに後手に回ることがある。
セグレイブ
持ち物:命の珠
特性:熱交換
テラスタイプ:電気
性格:意地っ張り
実数値:199(68)-216(252)-118(44)-x-108(12)-124(132)
調整:H→10n-1 A→特化 S→準則キノガッサ抜き抜き
技:巨剣突撃/氷の礫/地震/テラバースト
解説
ステロ除去化のエースとして採用。リーチを伸ばすために命の珠を持たせて採用。
利点:珠を持たせることで、本来確2で倒せないヘイラッシャが縛れたり、礫で縛れる範囲が増える。氷柱張りを採用していない代わりに技範囲が広く、対面で勝てるポケモンが多いので詰め筋として活躍してくれた。
欠点:Sが高いわけでは無いので、被弾する回数が増えるのと、珠ダメによって想定よりも耐久がなく扱いが難しかった。また「動き」という点では役割がはっきりしていたが、相手のポケモンに対する「役割対象」があやふやだったので選出が難しかった。
基本選出
初手にドンファンとコノヨザルのどちらを投げるべきか相手の並びを見て見極めることが重要。
1.@1
初手のドンファンで相手のステロ撒きを牽制しつつ、対面で1体倒して裏の2体で詰める。初手に不利を取ったり、サーフゴーがきついので@1はドドゲザンが多かった。
2.@1
初手のコノヨザルでステロを撒いたり、1-1交換をして裏のポケモンを通す。@1はスイーパーとしてドラパルトを投げることが多かった。
終わりに
S1は中盤まで環境に合わせた強い構築を握れていましたが、それに胡坐を搔いて最終盤の環境の変化についていけませんでした。S2でリベンジといきたいところですが、今月は期末テストなどで忙しくなってしまうので、1月に行われるオフライン大会「葉桜杯」と「シングル厨」で良い結果を残せるように頑張りたいと思います。
御清覧ありがとうございました。
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